(2007年12月29日公開)2007年もそろそろ終わり近づいてきました。そこで「回想列車2005」同様、今年の鉄道界をここで改めて振り返ってみようということで、作ってみました。
なお、あくまで私の独断と偏見で選んでいますので、クレーム0でお願いします。(^^;)
|
日本の大動脈、世代交代始まる!7月のダイヤ改正で、東海道・山陽新幹線に700系の後継となるN700系車両がデビューしました。 また、客室設備に関してもこの時に体験しましたが、これまでよりも大きくレベルアップしており、多くの乗客の賛同を得ることになりました。 その一方で、スター的存在であった500系が東海道から去ることになり、山陽新幹線内の8両編成「こだま」へ転用されることになりました。 |
|
|
|
東北新幹線高速化計画第2段階へ北の最速列車が君臨する東北新幹線でも、2010年度末の新青森開業と同時に高速化すべく、2005年度に登場した高速試験車両「ファステック360」で各種試験走行が行われてきました。 当初目標とされていた時速360キロや「ネコミミ」の装備が見送られたことは、個人的に少し残念ではありますが、将来的に接続される北海道新幹線共々、楽しみに待ちたいと思います。 (写真は2007年7月28日・新幹線総合車両センターにて撮影) |
|
E233系瞬く間に増殖す在来線に参りましょう。 また、E233系は京浜東北線と東海道線に投入された他、常磐緩行線にも投入されることが決まっており、国鉄型はもちろんのこと、JR世代でさえも置き換えということで注目を集めました。 (写真/2007年5月21日・豊田〜八王子にて撮影) |
|
常磐線中距離電車にグリーン車連結続いて「つくばエクスプレス」と競合関係にある常磐線ですが、3月18日のJRグループダイヤ改正で上野駅発着の中距離電車が全てE531系へ置き換わると共に、グリーン車の営業が始まりました。 |
|
首都圏ICカード相互利用開始3月のダイヤ改正と言えば、首都圏でもう一つ大きな出来事がありました。 |
|
日本中に広がるICの輪ICカードの話題が出たついでにもうひとつ触れておきましょう。 |
|
国鉄型益々縮小へ…続いては縮小の一途を辿っている国鉄型車両です。 10月1日、北海道では「ライラック」・「すずらん」で走り続けてきた781系が、789系1000番台車に置き換えられたと同時に、「ライラック」と「スーパーホワイトアロー」が運行を終了しました。 781系と言えば、北海道特有の気象条件に沿った耐寒耐雪構造を持つ、北海道だけに存在する形式。 次に東日本エリアへ参りましょう。 同じく東日本エリアでE233系の項と被りますが、国電初の電機子チョッパ装置採用、電力回生ブレーキを装備した「省エネ電車」として1979年に華々しくデビューした201系が、E233系導入のあおりを受けて次々と姿を消しています。 最後は静岡エリア。ここでは211系が投入された後も主力として走り続けてきた113系が、春のダイヤ改正で115系と共に定期運用から退き新鋭313系へその役目を譲りました。 |
|
|
|
|
|
|
|
東京メトロ5000系引退こちらは少年時代から愛着を持っていた東京メトロ5000系の引退です。 |
|
地方ローカル線の厳しい現実近年その数を減らし続けている地方ローカル線。今年もまた廃止路線が出てしまいました。 そもそも、鉄道は「大量輸送」が目的の交通機関。大都市に比べて集客が難しい地方ローカル線では営業努力はもちろん、自治体など外部の支援が不可欠ではありますが、その自治体も昨今の状況ではそれもままならず、結果的に交通弱者と呼ばれる人達の足を奪ってしまっています。 なお、2005年9月6日の台風14号による大雨で甚大な被害を受けて休止となっていた、宮崎県の高千穂鉄道(延岡〜高千穂)も先日廃止届けが提出され、1年後には正式に廃線となることが決まりました。 |
|
|
|
|
|
ハチロク復活への狼煙暗い話題が続きましたので、最後は前向きな話題で締めたいと思います。 3月のフォトエッセイで書きましたが、かつて「SLあそBOY」として豊肥本線を走り、2005年8月28日に惜しまれながら引退したハチロクこと8620形蒸気機関車が、歪んだ台枠を新製することでめでたく復活することになりました。 (写真は2006年10月15日、JR小倉工場にて撮影) |
というわけで、私なりに今年の鉄道を振り返ってみたわけですが、皆さんにもそれぞれの思いは多々あったと思います。
さあ、あと2日で2007年が終わります。来年はいったいどんな年になるのでしょうか?
最後に、皆さんが無事新年を迎えられるよう祈りつつ、この辺で筆を置きたいと思います。
−おわり−