トップページに戻る

目次に戻る


レビュー!“モバイルSuica”(2006年1月28日公開)

本日28日から始まったJR東日本の携帯電話を使ったSuica、「モバイルSuica」をさっそく使ってみました。
すでにSuicaを持っている私が、また新たに手にしたこのモバイルSuica。周りから「何かメリットでもあるの?」というツッコミがありそうな気はしますが(笑)、従来のSuicaには無い便利な機能が付加されていますので、特にこれから導入してみようかと思っている方の参考になれば、と思います。

auのW32Hとビューカード

さて、まずは何にせよ「おサイフケータイ」に対応した携帯電話とビューカードが無くては話になりません。
電話機に関しては、現在のところNTTドコモとauの2社がモバイルSuicaに参入していますが、今回は私が愛用しているauのW32Hにご登場願うことにします。

そしてもう一つ、チャージの決済や定期券・グリーン券の購入に必要なのがJR東日本のクレジットカード「ビューカード」です。
今のところビューカードのみ対応、となっていますが、個人的には様々なカードでも使えたらなぁと思うところではあります。

2つのアプリをダウンロード

必要な物が揃ったら、アプリをダウンロードします。
W32Hの場合、Suica設定アプリモバイルSuicaアプリの2つのアプリが必要になりますので、前者からダウンロードしていきます。(NTTドコモの場合はSuica設定アプリの前に「鉄道・バス設定iアプリ」をダウンロードする必要があります。)
普段日常的に使うのは後者になりますが、前者はICチップに書き込むために必要なアプリですので、間違っても削除しないように気をつけましょう。(^^;)

アプリ起動画面
会員登録画面

ダウンロードが終わったら、まずはSuica設定アプリを起動して、会員登録を行います。
(ダウンロードが終わってすぐにアプリを起動するかどうか聞かれますが、W32Hの場合は一旦全ての操作を終了させる必要があるようです。)

ここでは氏名、住所、電話番号、メールアドレス、手元のビューカードの情報、そしてモバイルSuicaで使うパスワードを入力しますが、別にJR東日本のSuicaサイトで登録した方や、「えきねっと」の会員になっている方はそこから情報を引っ張って来れますので、ケータイでちまちまと打ち込む必要が無くなります。

なお、従来のSuica定期券を使っている方は、定期券の情報をこの会員登録の時だけモバイルSuicaへ切り替えることができます。
これを逃してしまうと切り替えられなくなりますが、新規でモバイルSuicaの定期券は購入できますので、従来のSuica定期券の有効期限を使い切ってからでも遅くはありません。

モバイルSuicaアプリのトップ画面

無事に情報を入力し終えたら、いよいよモバイルSuicaアプリを起動します。
以後、チャージや後述するグリーン券や定期券の購入は、写真のモバイルSuicaアプリから行うことになります。

それから、このトップメニューには現在チャージされている金額が一目でわかるようになっています。この辺は確認し易くていいですね。

チャージ画面
チャージ中

モバイルSuicaアプリを起動したら、まずはとにかくチャージしませんと使い物になりません。
トップメニューの「2 SF(電子マネー)」を選択し、先ほどの会員登録で入力したパスワードが認証されると写真の画面が出てきますので、必要な額を入力します。(1回の操作でチャージできる額や上限は従来のSuicaと同じです)
チャージ完了までに少々時間は掛かりますが、券売機に並ばなくても済むというのがモバイルSuicaの良いところですね。
もちろん、電波の届かないところでは意味がありませんが…(^^;)

さぁ、処理が終わったら先ほどのトップメニュー画面を確認してみましょう。そこに自分がチャージした金額が表示されたら正常に完了です。
あとはビックカメラやファミリマートなどのSuicaが使える店で買い物するなり、乗り鉄しまくるなりご自由にどうぞ。(笑)

自動改札機@池袋駅中央コンコース

というわけで、早速乗り鉄です。(笑)
やってきたのは職場の最寄り駅である池袋駅。早速ケータイを改札機に当て…る前に、私のW32Hには第3者に使われることを防ぐために、フェリカロックという機能があり(他のケータイでも同様の機能はあるかと思いますが)、普段はロックしたままですので、一時的に解除しなくてはなりません。
幸いW32Hにはクイック解除という便利な機能がワンタッチで呼び出せますので、それを使ってから改札機に当てると…「ピピッ!」、おおっ通れた!(←ちょっと感動・笑)

なお、チャージや購入以外のこうした通常使用ではアプリを起動しておく必要はありませんので、念のため。(^^;)

Ekimobi@池袋駅改札内中央コンコース
モバイルSuicaのパンフレット

話は多少ずれますが、改札を通り抜けると今日からのサービス開始に合わせてここ池袋駅では、EkimobiというモバイルSuicaに関する案内ブースが設けられていました。
この案内ブースにはNTTドコモとauの2社が、モバイルSuica対応端末の新規契約や機種変更などの受付をしている他、写真下のパンフレットを配布したり、モバイルSuicaのPRや使い方などの案内がされています。(ブースの設置は4月いっぱいまで)

ちなみに、これらのブースは池袋だけでなく、首都圏の主要な駅にも設けられています。

湘南新宿ラインE231系@池袋
Suicaグリーン券を購入中…

ホームに上がりました。今回の乗り鉄…とは言っても全然大したことはないのですが(滝汗)、モバイルSuicaのグリーン券を体験しておきたいと思いましてねぇ…。
最初の方で少し触れましたが、モバイルSuicaは電子マネーとしての機能の他に、定期券やグリーン券をクレジット決済によるオンライン購入が可能となっています。
やり方は至極簡単で、モバイルSuicaアプリのトップメニューからグリーン券購入の項目を選び、チャージした時のようにパスワードを入れて、あとは乗る駅と降りる駅を入力するだけ。
金額はモバイルグリーン料金が適用されますが、実質的にここで紹介した事前料金と同額です。

ちなみに、一旦購入した利用区間は履歴として残り、後日同じ区間を利用する際には履歴から選ぶことができるので、手間が省けます。

ハイ!タッチ1秒!(笑)

さぁ、グリーン券情報が入ったケータイをタッチしましょう。
ご覧のように、青ランプがついて車内検札は省略。あとは下車駅までのんびりするなり、グリーンアテンダントさんから酒を買って呑み鉄に興じるなり思い思いに過ごしませう。(笑)

なお、モバイルSuicaのグリーン券はこのように券売機に並ぶ必要がなく、極端な話乗ってからでも購入して利用できますが、電波が届かなくて購入できないケース(トンネル走行時など)も考えられます。
もし、購入操作をする前にグリーンアテンダントさんが来てしまうと、金額が高い車内料金での支払いとなってしまいますので(もちろん現金)、乗る前に購入しておきましょう。

というわけで、あなたのケータイがSuicaになるというモバイルSuicaを簡単にレビューしてみました。
実際使ってみて、いつでもどこでも切符が買えるという便利な面は確かにあります。券売機に並ぶ手間も省けますしね。
その一方で、現時点でビューカードしか使えないとか、FREX定期券非対応(今後対応するようですが)、そして対応している電話機の数がまだまだ少ないことなど、いろいろな問題点も存在します。
これからどのように普及していくのか、注目していきたいと思います。

−おわり−


目次に戻る

トップページに戻る