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秋のダイヤ改正を追って…2004年11月1日

 これまで、私も微力ながら「新しい足音、“E257系500番台”お披露目会」や「デビュー!“E231系グリーン車”」と、今回の改正に向けた動きを追ってきましたが、10月16日にダイヤ改正を迎えたことにより、それに関する動きや私が実際に体験したことを、改めてここでまとめてみることにしました。

 なお、あくまでも私の独断と偏見で書いていますので、足りていないところへのツッコミは許して下さい(笑)

東京口東海道線113系@川崎 まずトップバッターはこちら。お馴染み湘南色の113系ですが、長年国鉄型の牙城であった東京口の東海道線にも、この改正からいよいよE231系の投入が始まりました。
それと入れ替わるように、私がこの日に廃車回送と思しき列車を早々と目撃したこともあり、置き換えはかなりの早さで進むものと思われます。
したがって、記録がまだの方や、国鉄型グリーン車のサロ110形に乗ったことがないという方は、早めに済ませておくほうがいいでしょう。
房総各線スカ色113系@下総中山 同じ113系でも、こちらは主に房総各線で活躍しているスカ色ですが、これを載せた理由はと言うと、実は総武快速線から撤退したと同時になくなっていた成田空港への乗り入れが、この改正で朝の1往復のみながら復活しました。
もちろんグリーン車をつないでいた往時の姿ではありませんが、それでも国鉄型の車両が再び乗り入れるということは、特に113系を追っかけている人にとってはたまらない光景となるでしょう。
183系内房線特急「さざなみ」@葛西臨海公園 続いて同じ房総各線で活躍していた183系ですが、総武本線系統ではまだまだ残るものの、新型車両投入により「わかしお」・「さざなみ」からは撤退となりました。
183系の縄張りがどんどん狭くなっていく一方で、これから幅を利かせることになる新型車両は…
外房・内房線の新型特急列車・E257系500番台@本八幡 こちら。中央本線の特急列車「あずさ」・「かいじ」で走っているE257系をベースに、房総ならではのアクセントを付け加えて登場したE257系500番台です。
詳しいことについては冒頭のリンクを参照して頂くとして、写真は総武本線での試運転を捉えたものですが、いずれはまだ残っている房総183系に取って代わることになります。
183系成田線・総武本線特急「すいごう」@亀戸 次は東京〜成田線を結んでいた183系「すいごう」が、今回の改正で同じ成田線方面の特急列車が「あやめ」に統一されたことを受け、ダイヤ上は特急「あやめ3・2号」へ統合される形で残念ながら廃止されました。
1日1往復の貴重なヘッドマークでしたが、時代の流れとは言え消滅は残念です。
また、例えこれから先復活することがあったとしても、先に出てきた新車E257系500番台の登場により、いずれは総武本線系統にも投入されるのは明らかですので、183系で「すいごう」のヘッドマークを見ることはもうできないと思われます。
183系総武本線特急「しおさい」@下総中山

またまた183系ですが、こちらは改正後も元気に走り続けている「しおさい」です。大まかな変動こそありませんが、2つほど目に止まったものがありますのでご紹介しておきます。

1つ目は、今まで時間帯によって「しおさい」の前に付けられていた、「おはよう」・「ホームタウン」の名が、ただ単に「しおさい」と変わったこと。

そして2つ目は朝のラッシュ時間帯の上りにおいて、「しおさい80号」が新たに設定されました。
通勤特急としての意味合いが非常に強いこの80号は、データイムの「しおさい」に比べ千葉〜東京間では10分程度遅くなっていますが、特筆すべきは東京へ8時ジャストに到着するということにあります。
今までこの時間帯では特急が走ることはありませんでしたので、通勤で使いたい人にとっては非常に乗りやすい列車と言えるでしょう。

E231系グリーン車関連

E231系湘南新宿ライン@鶴見 さて、いよいよ今改正の本丸(と私は勝手に思い込んでいますが・笑)である、湘南新宿ラインなどに登場したE231系のグリーン車です。
車内の雰囲気や設備などは冒頭のリンクをご覧頂きたいんですが、そこでも書いているように、Suicaシステムや、グリーンアテンダントと呼ばれる乗務員がとうとう登場しました。
ここでは実際に乗ってみてのレビューを、写真と併せてお読み頂きたいと思います。
Suica専用グリーン券売機@池袋

まず左の写真ですが、これは湘南新宿ラインのホームに設置されたSuica専用のグリーン券売機です(写真は池袋駅のもの)。
もちろん、改札前の券売機でも購入できますが、こちらでも買い求めることができ、また千円単位のみながらチャージも可能となっています。 購入方法は磁気券の時と対して変わりはありませんが、システムの都合上降車駅を厳密に指定しなければいけません(今までも券売機の画面で選べましたが、表示される駅はちょっと端折られていました)。

なお、グリーン券を事前に購入するのに比べ、車内で購入した場合は料金が若干高くなります。
もし乗り越しをされる時は指定した降車駅から、別途車内購入料金がかかりますのでご注意を… 実際の降車駅までの距離に応じて精算されますが、この場合でも事前購入か車内購入かで料金が違ってきますのでご注意を…。(2004年11月11日訂正)

Suicaをかざす前の状態 さぁ、購入情報が書き込まれたSuicaを持って車内に入りましょう。座席に座ってのんびり…なんてやっているとグリーンアテンダントのお姉さんに検札されてしまいますので、さっさとSuicaをタッチしてしまいましょう(笑)
座席の真上に写真のタッチエリアと、グリーン券を購入しているか否やかを示すランプがあります。今はまだタッチしていない状態ですので赤が点っていますね。このままでいるとさっき書いたように検札をされてしまいますので…
Suicaをかざした後の状態

ハイ!タッチ1秒!(笑)
ご覧のようにランプが赤から青へと変わりましたね。これで検札が省略されます。

なお、座席を移動する場合は、移動した先で再びSuicaをタッチして下さい。それまで座っていた席のランプが赤に変わり、移動先の席にはちゃんと青が点灯し、引き続き検札が省略されます。
また、同方向の列車を乗り継ぐ場合は、一旦自席でSuicaをタッチして列車を降り、乗り継ぎ先の列車で再びSuicaをタッチするようになっています。

グリーン車利用案内パンフレット こちらは車内に置いてあった、グリーン車利用案内パンフレットです。
具体的なSuicaの利用方法やSuicaを利用できる線区、改正された料金などが明記されています。
車内販売メニュー Suicaシステム導入と同時に開始されたもう一つのサービス、と言えばたびたび書いてきたように、グリーンアテンダントと名付けられたNRE(JR東日本の子会社・日本レストランエンタプライズ)のグリーン車専属の乗務員さんが乗り込んでいます。
先に書いたように、事前にグリーン券を購入しなかった乗客の料金収受なども行いますが、やはり本質は車内販売にあると見ていいでしょう。
そのため、各座席にはこうしたメニューが置かれていて、いつでも見ることができるようになっています。
もちろん、特急列車ほど豊富ではありませんが、今まで普通列車のグリーン車にこうしたものはなかったことを考えると、一歩前進したと言えると思います。
ホットコーヒー(笑)

そんでもって当然試したくなるのが人情というやつでして、さっそく300円を払ってコーヒーを買い求めてみました(笑)

こうして新たに始まった車内サービス。実際に体験してみるとなかなか良いもんです。普通列車のグリーン料金でちょっとした特急列車の気分を味わえますし(少なくとも私は)。
特に私の職場の最寄り駅から、そのままぶらりと乗れてしまいますので、なんだかハマッてしまいそうな予感がします(笑)

さて、その他のE231系関連では湘南新宿ラインに特別快速が設定されたり、120km/h運転が開始されるなど、様々な動きがありましたが、ことグリーン車に関してはなるべく早く機会をつかんで長距離を乗ってみたいなぁ、なんて思っています。

−おわり−


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