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九州ぐるり一周旅Page1(2003/08/29〜09/02)

今回使用する全切符

「これで準備は整った。あとは決行の日が来るのを待つだけ・・・」。

 8月2日、全ての準備を済ませた私は旅立つ日を心待ちにしていました。決行の日は29日・・・
 九州への旅は4回目になりますが、今回はとりわけ特別な旅。来年の九州新幹線の開業日が3月13日と決まり、その足音が徐々に大きくなっていく中、それまで多様な車内サービスで数々の客の心を掴んできた特急列車「つばめ」の最後の夏ということで、是が非でも乗りに行きたいと強く思っていました。
 そして、今回は当サイトでもお馴染みの「くろやっこのでぢかめ写真館」のくろやっこさんも私に同行することになりました。 彼も去年の夏、私と18きっぷで九州へ行ったことはあるものの、いろいろな制約で乗った列車と言えば「つばめ」、「ソニック」ぐらいのもので、特に「つばめ」はビュッフェこそ利用しましたが利用区間は熊本までで自由席利用でした。
 しかし、「つばめ」ならやはりグリーン車で客室乗務員「つばめレディ」の心温まるサービスを知らないのはもったいない。このサービスを受けて初めて「つばめ」に乗ったと言えるわけです。
 さらに、長崎と宮崎にはくろやっこさんの親類がいるということで是非とも立ち寄りたいとの要望もあり、今回は「九州グリーン豪遊券の旅、そしてさらばつばめビュッフェ」の時と同様に魔法のきっぷ「九州グリーン豪遊券」を使って九州を一周し、そして往復の大半で18きっぷを使い、都合5日間という旅程を組みました。
 そんなわけで、いろいろな思いが交錯する今回の旅、どういったものになるでしょうか・・・

東京駅6番線ホームを見下ろす@113系グリーン車内より 8月29日の朝8時東京駅、天候は旅立ちに相応しい快晴となりました。私は東海道線が発着する7番線ホームへと行きそこで予定通りくろやっこさんと合流しました。
東京駅からは8時3分発の331M普通列車沼津行きで西進を開始します。
当初はこの1本あとの熱海行きに乗る予定でしたが、こちらに乗ったほうが熱海での乗り継ぎが楽になるかも、というのが予想されたためこれに乗って行きます。
で、座った場所というのが・・・
サロ124形2階席 ご覧のとおり、4号車に連結されている2階建てグリーン車の2階です。(^^;)
冒頭で往復には18きっぷを・・・、なぁんて書いたクセに初っ端からグリーン車なんかに乗っていますが、熱海から先のJR東海エリアで211系のオールロング車(5000番台車)に当たる可能性が高いため、また長旅になることからとにかく体力を温存しておこうということで、この日に買っておいたデータイムグリーン券と乗車券を別途用意して乗り込みました。
鎌倉総合車両所 大船を出て左手に鎌倉総合車両所が見えてきました。
ここは横須賀・総武快速線用のE217系やNEXこと「成田エクスプレス」253系電車などのねぐらになっていますが、ちょうどここを通りかかる前にくろやっこさんが、「ここに廃車になった301系がいるらしい」ということを言っていまして、目を凝らして見ていたんですがどこにも見当たりませんでした。
ひょっとして、すでに解体されているのでしょうか・・・?
相模湾を望む@根府川 列車が根府川付近に差し掛かったところで、進行方向左手に相模湾が見えてきました。
これが見えてくると熱海までもう少し、という気分になります。
熱海到着 9時51分、331M列車は熱海に到着しました。我々はここで下車し、しばらく待っていると同じホームに次の10時16分発115系437M普通列車の静岡行きが入線。331Mに乗って正解でした。
この列車でさらに西進します。
113系普通列車@静岡 熱海から1時間10分ほどで静岡に到着。すでに隣のホームで次の5759M浜松行きの普通列車がスタンバイしていましたがなんなくボックス席を確保。
いやぁ、今日はオールロングに当たらないですねぇ。ある程度は覚悟していたのに今日はツイているのかな?(^^;)
313系新快速米原行き@浜松 12時44分に浜松へ到着。ここで改札を抜けて駅構内のレストランで昼食を摂った後、再びホームに上がりました。
浜松からの列車は313系で運転される13時45分発の2223F新快速の米原行き。この米原行き、というのがミソです。(^^;)
ほとんどの新快速は大垣で折り返してしまい、その先の関ヶ原越えをするための椅子取り合戦(笑)が起こるのですが、これに乗ってしまえばそんな心配はご無用というわけです。
もちろん浜松始発なので席の心配もなく、我々は転換クロスシートに身を委ねます。
大垣車両区 朝早かったせいか、豊橋を過ぎたあたりで睡魔が襲ってきまして、思いっきり爆睡していましたが大垣に到着と同時に目が覚めました。なぜか隣にいるはずのくろやっこさんの姿が見えなかったんですが、どうやらトイレに行っていたようですぐに戻ってきました。(^^;)
列車は大垣にしばらく停車した後、関ヶ原に向けて動き始めました。大垣を出ると左手に名古屋近郊を走る電車のねぐらである大垣車両区が見えてきて、やがて山間奥深くに進んでいきます。
米原到着 16時18分、2223F新快速は終点の米原に到着しました。浜松から約2時間半。結構な乗車時間でしたが転換クロスシートのおかげで快適に過ごせました。
さぁ、いよいよJR西日本エリアに入っていくわけですが・・・
関空特急「はるか」の乗車位置表示板@米原 ホームで次の列車を待っている時、写真のようなものが目に入りました。
そう、京都・大阪と関西空港とを結んでいる特急「はるか」が、今年6月から朝夕の通勤時間帯に米原まで延長されたんですよねぇ。
当然通勤特急としての位置づけが成されているわけですが、東日本エリア在住の私から見れば223系でも十分快適なのにそこへ特急を持ってくるんですか?という感じで羨ましさが否めないのですが・・・(^^;)
223系新快速播州赤穂行き@米原 さて、米原からは223系で運転される、16時24分発の3627M新快速播州赤穂行きに乗車です。
すでに姫路方の4両編成がホームに止まっていましたが、我々の乗車位置は後ろより8両のほうでした。当然長浜から走ってきているわけで席が確保できるか少し心配でしたが、乗っている人はごく僅かでなんなく席にありつけました。(^^)
ところでこの電車にはなにやらヘッドマークが付いていましたが、それは31日に行われる網干総合車両所の一般公開のものでした。夏休み最後の日ですが、きっとこの日は大勢の人達で賑わうんでしょうね〜
草津〜石山間 電車は米原を定刻に出ました。もう何度も乗っている電車なんですがやっぱり早いですね〜。
琵琶湖南岸に広がる田園風景を見ながら、最高速度である130km/hでどんどん飛ばしていきます。
京都到着 17時15分、3627M新快速は定刻に京都へ到着。我々はここで下車しました。
ここでは風呂に入ることと夕食を摂るために、長時間の休憩をすることにしていました。
風呂は駅近くの「東湯」という銭湯に入ることにしていたのですが、見つからず10分ほど歩いてしまいましたがなんとかたどり着けました・・・、がこの銭湯、一見するとただの雑居ビルです。(笑)
私の感覚では銭湯には長い煙突があって云々・・・、というイメージが逆に遠回りをするハメに・・・(滝汗)
京都タワー 銭湯で汗を流した後、今度は夕食を摂ろうということで京都駅ビル内のレストランに入りました。
いろいろ考えた揚げ句、オムレツがメインのお店に入ったのですがおいしく頂きました。が、食後に頼んでおいたかき氷がいけなかった。「トロピカルかき氷」というものだったんですが私の口に合わず残してしまい、くろやっこさんに「かき氷に負けたな」と言われる始末・・・(笑)
食事の後は闇の中にたたずんでいた京都タワーを1枚パシャッと・・・。E-100RSの手振れ補正のおかげでなんなく撮れました。
ICOCA「タッチ・アンド・ゴー!」(爆) 京都タワーを撮った後、再び駅構内に入り改札を済ませました。ふと自動改札機を見ると、見慣れたような見慣れないような・・・
そうです。JR西日本が今年の11月1日からアーバンネットワークを中心に使用を開始する、非接触型のICカード「ICOCA」のタッチ部分です。すでにこの種のカードはJR東日本が「SUICA」を導入していてますが、果たしてどの程度利用客を増やすことが出来るのかお手並み拝見というところでしょうか。
ところでこの「ICOCA」のイメージキャラクターは「イコカモノハシ」と言うんだそうですが、なんとなく「SUICA」のあのキャラに重ねてしまうのですが、なんだかぁ・・・(^^;)
ちなみにくろやっこさんは自分の「SUICA」をタッチしていましたが当然反応せず。当たり前ですって(笑)
急行3並び〜 後ろを振り返ると、発車案内表示板にご覧のように急行の3並びを見ることが出来ました。 昔の優等列車と言えば、ほとんどがこの急行で現在のように特急が多数派を形成している状況でこの並びはかなり貴重なものといえます。
しかし、10月の改正で「ちくま」が臨時列車に格下げされるため、この並びを見る機会もかなり減ってしまいますね。臨時で残るとは言え、伝統ある急行がまた一つ減っていくのも時代の流れなんでしょうか・・・。
ちなみに「阿波国鉄道研究所」のうずしおさんはこの「ちくま」には特別な思い入れがあるようで、この8月に最後の乗車をしてきたようです。その時の模様が彼のHPにレポートとして上がっているのでそちらの方もご覧頂ければと思います。
臨時夜行快速「ムーンライト九州」@京都 キヨスクで軽食や飲み物を買い込み、本日最後の列車となる京都21時33分発の臨時快速「ムーンライト九州」博多行きが発車するホームへと上がります。
この列車にはシュプールなどで使われている14系客車が当てられ、それをEF65が途中下関まで牽引していきます。
ヘッドマークがないのは少々残念ですが、一番後ろの展望車にはきちんと表示されています。
さて、そろそろ車内に乗り込みますか・・・
レールスターのイラストが入った「アサヒスーパードライ」 定刻に発車した列車は、闇の中を西へ向けてひた走っています。
先程キヨスクで買い込んだビールを飲もうと袋から取り出してみると、缶にはレールスターのイラストがデザインされていました。JR西日本の営業戦略がかなり幅を利かせていることを窺わせますね。
にしてもまぁ、こんなところにまで及んでいるとはねぇ・・・(^^;)
乾杯〜!(笑) というわけで当然のごとく「乾杯!」となるわけで(笑)、2人してゴクゴクと飲み干していきます。
途中内側の緩行線に201系や221系といった通勤電車を尻目に、こういったことをやるのはやはり優越感に浸れます。これで乗ってる列車が寝台特急とかならどっぷりと浸れるのでしょうけど(滝汗)
淀川を渡る 列車は新大阪、大阪、三ノ宮、神戸と止まっていきます。写真は新大阪を出て淀川を渡っているところです。さすがにX-200ではブレてしまいますね。
さぁ、旅はまだ始まったばかり。明日に備えてそろそろ寝ようということになるわけですが・・・

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