トップページに戻る

目次に戻る


日本の秋、紅葉とローカル紀行Page1(2003/11/08)

 前回の「九州ぐるり一周旅」以来、旅行らしい旅行をしていなかった私ですが、さすがに2ヶ月もおあずけ状態ともなると「鉄」の血が騒ぎ出します(笑)。季節は秋を迎え紅葉が見頃となったこの時期に、どこかいいところはないかなぁと思っていたんですが、夜勤明けで帰る間際に会社のテレビに写し出された茨城県の「袋田の滝」と紅葉を見て、なんだか急に見に行きたい衝動に駆られてしまいました(^^;)。
 通常ならば夜勤明けで東京から出ることは控えたいところですが、翌日、翌々日がちょうど休み、ということもありまた、これを逃すと今シーズンの紅葉は見られなくなるかもしれないという思いから、行ってみることにしました。
 そんなわけで、「突然」始まった今回の鉄道行脚。その一部始終をご覧下さい。

上野駅16番線ホーム
特急「フレッシュひたち17号」高萩行き・E653系K-307編成7連+K-351編成4連@上野

まず今回の1番列車は上野発の常磐線を走る特急としてはおなじみの、10時30分発「フレッシュひたち17号」高萩行きです。充当されていたのはE653系K-307編成7連に、付属のK-351編成4連をプラスした計11両編成。
JR東日本の在来特急と言えば「あずさ」が代表格ですが、この「ひたち」系列も「あずさ」と並ぶ勢力を形成していて、また新幹線網からも外れているため中央線と同じく、この常磐線も日中30分ヘッドで特急が走るという特急街道になっています。
まぁ、かつてここ上野を出入りしていた多数の特急が、新幹線のおかげでことごとく姿を消していった結果がこれなんですけどもね。

さぁ、能書きはこれぐらいにしておいてさっそく乗り込んでみましょうか。
指定席10号車、車内の様子

私が乗り込んだのは付属編成のほうの10号車指定席です。始発なので指定を確保しなくても大丈夫かな?、とも思ったのですが夜勤明けの疲れもありどうせならあまり人が乗っていないであろう指定席でのんびりしたかったので、あえて指定券を買った次第です(^^;)。
それで客室のほうですが、これは後に登場したE751系やE257系などでも見られるように、近年のJR東日本の特急列車の基礎とも言える内容で当然も照明も間接照明となっています。

といったところで、そろそろ発車時刻となります。
右手に京成線を眺めながら常磐線を下る 列車はカクンと軽いショックの後、定刻に上野を出ました。日暮里直前から京成線の線路としばし併走した後、次第に右手のほうに分かれていきます。私は会社からの帰り道でたまにこの京成線を使うことがありまして、いつも向こうから羨ましく眺めていた特急列車に今日はこちらに乗っているということで、ちょっといい気分になっています(^^;)
建設中の常磐新線「つくばエクスプレス」と、奥の営団地下鉄日比谷線を走る東武車@南千住〜北千住間 南千住に近づいてくると、平成17年秋の開業を予定している常磐新線こと、「つくばエクスプレス」の建設工事現場が目に入ってきました。
この鉄道は秋葉原とつくばとを結ぶ全長58.3kmの路線で、最高速度130km/hで走り最速45分で走破するということがアナウンスされています。すでに先行試作車の搬入も終えていて、一部完成している線路で試験走行が行われています。いったいどんな鉄道になるのか今から非常に楽しみですね。
江戸川橋梁を渡り千葉県へ 北千住を通過すると、左手から営団地下鉄千代田線と相互乗り入れをしている緩行線が寄り添ってきて、綾瀬や映画「男はつらいよ」で有名な柴又へ向かう京成金町線との乗り換え駅である金町、亀有と通過していきます。
次第に列車は江戸川橋梁を渡り千葉県へと入っていきます。
我孫子の電留線@我孫子〜天王台 千葉県に入ってマンションやショッピングセンターが林立する松戸を抜け、さらに列車は下っていきます。写真はちょうど我孫子通過直後のもので、電留線には緩行線用203系や姿を消しつつある103系の姿を見ることが出来ます。
これを見る限りではまだ103系もしばらくは生き残るのかな?、という気もしますがいずれは淘汰される運命にあります。ここでしか見られない15両という長大編成の103系の姿もまもなく見納めになるわけで、まだ記録を残していない方はどうぞお早めに・・・。
E653系のシート さて、先ほど少しこのE653系の客室について書きましたが、当然シートも同じことが言えます。これは何度も当HPでご紹介していますが、リクライニング+座面スライド式という私お気に入りのシートです。プラスチック製品を多用しているせいか安っぽさは否めませんが、足が伸ばせて楽な姿勢を取ることができるので、その辺は目をつむりましょう(^^;)
利根川橋梁を渡り千葉県から茨城県へ 列車は天王台を通過し利根川橋梁に差し掛かりました。これを渡るとそこはもう茨城県。そして直流電車の終着駅取手を通過し、しばらくするとデッドセクション通過。交流区間へと入っていきます。651系「スーパーひたち」だと一旦車内灯が消えるのですが、さすがに近年登場したこのE653系ではそういったことは起こりません。
ところで、取手以北の常磐線の電源が交流20,000Vになっていることについてですが、簡単に説明すると茨城県八郷町柿岡に気象庁地磁気研究所というのがありまして、研究所周辺(周辺といっても広域を意味しますが)に直流の電車を走らせると架線やレールに磁力が発生し地磁気観測に支障がでる、というのが理由です。
またしてもアイスクリーム(笑) さて、私がいつも車内で食べているもの、と言えば私の旅行記をご覧の皆様はすぐに思いつくことでしょう。(^^;)
いやぁ、なぜかこの日は気温が高くて高くて、前の日の出勤時に寒くて厚着をしてきた私にはちょっとこの暑さはたまらん!、というわけでワゴンサービスのお姉さんの「冷たいアイスクリームはいかがでしょうか〜」という甘い誘惑に思わず反応してしまいました(笑)
で、さっそく頂こうとスプーンを突き刺してみると

硬っ!!(笑)

もうカチンコチンになっていて食べるのに思いのほか時間が掛かってしまいました。f(^_^;)
菜の花? アイスクリームとの格闘を終え(笑)、ふと窓に目をやるとのどかな風景が広がっていました。こういうのを見るとすり減った神経も癒される感じになるのですから不思議なものです。やはり時には都会の喧騒から離れる、ということは大事なことなんですよね。
水戸に到着 そんなわけで、「フレッシュひたち17号」は水戸に到着しました。私はここで下車し次なる列車へと乗り継いでいきます。

2ページへ進む

目次に戻る

トップページに戻る