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200系やまびこ惜別乗車記Page1(2003/11/10)

200系H3編成@大宮

 前回の旅からたった2日しか経っていないというのにまた出掛けてきました(^^;)。と言いますか前回は衝動的に行動したのに対し、今回は1ヶ月前に指定券を入手するという普段の私のやり方で、前々から計画を立てていました。

 今回のターゲットは11月いっぱいで運用から外れる16両編成の200系「やまびこ」です。10月の時刻表を見た方ならすでにご存じかと思いますが、そこには「12月1日からカフェテリアなし」と書かれていることからもわかるように、運用離脱がすぐそこまで迫ってきているということで、私としては9月に東海道新幹線100系最終運転の指定券確保に失敗した経緯もあり、この200系は是が非でも乗りたいという思いがありました。

 しかし、時間的な余裕はあまりなく日帰りで検討した結果、朝東京を出る「やまびこ45号」で盛岡まで北上し、その後は昨年の東北新幹線盛岡〜八戸間開業と引き替えにJRから切り離されたかつての東北本線、IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道で八戸へ向かい「はやて」で東京に戻ってくる、というプランを立ててみました。もちろん、200系で乗るのはダブルデッカー2階のグリーン車になるわけですが、最近職場におけるストレスが溜まっている私としてはできるだけゆったりくつろげるような環境に身を置きたいという思いもあり、往復共にグリーン車利用ということになりました。それはまさしく、かつての東北新幹線のエースだった200系と今のE2系のグリーン車を乗り比べる、という格好になるわけで新旧交代を肌で感じる乗り鉄ともなります。

 さぁ、前置きはこのくらいにしておいて出発進行と参りましょう。

200系H3編成16連「やまびこ45号」盛岡行き@東京 11月10日朝の東京駅、雨が降りしきる中私は東北新幹線が発着する22番ホームへとやって来ました。しばらくホームで待っていると「なすの238号」として那須塩原から上ってきた200系が姿を現しました。この列車が私の乗る折り返し「やまびこ45号」盛岡行きとなります。充当編成はH3。
ドアが開くと同時に通勤客が一斉にホームへ弾き出されていきますが、いやぁ凄い数ですねぇ。近年、この東北新幹線に限らず他の新幹線でも通勤の足として利用する人が多くなってはいますが、これほどとは・・・(^^;)
200系のダブルデッカー

16号車から中程のほうへ移動してきました。写真の車両がこの列車でお世話になる10号車のグリーンです。さすがに2階建ては大きいですねぇ。しかもE1系やE4系と違ってグリーン車だけが2階になっているので、周囲に漂わせている雰囲気が他の車両とは明らかに違うな、という印象を受けます。

さて、発車まであと5分くらいのところで車内清掃が終わり、「45B、ドアを開けて下さい」の業務放送とともにドアがゆっくりと開きます。

10号車の客室へ通じるドア 車内へ乗り込むとまずはこの客室扉を通るわけですが、このガラス。グリーン車の客室扉は国鉄時代から磨りガラスになっていて中が見えにくくなっているのが当たり前だったんですが、この扉は着色しているものの容易に中の様子を見ることが出来てしまいます。う〜ん・・・(^^;)
10号車の車内 客室内に入りました。間接照明で落ち着いた感じを出していますが、近年登場した新型車両のグリーン車に良く見られる暖色系ではなく、一般的な蛍光色です。
グリーン車(10号車)専用公衆電話

これは見てのとおりカード専用公衆電話ですが、こうして別に空間を作って扉を設けているあたり、さすがグリーン車専用というべきでしょうか。

といったところで、発車時刻がいよいよ間近に迫ってきました。
そそくさと指定された席に腰掛けますが、この10号車には私の他にはたった1人というこの状況。私としてはこのほうが静かに過ごせるのでいいんですけど、静か過ぎというのもなんだか複雑な気分です。もっとも超満員とかはこちらが遠慮したいくらいイヤなので、なかなか微妙な問題ではありますが(^^;)

東京発車 8時16分、「やまびこ45号」は定刻に東京を発車し200系の旅が幕を開けました。神田を過ぎて電気街で有名な秋葉原に差し掛かると、徐々に下りながら地下へと潜り上野に到着です。
上野を発車すると再び地上に出て、左手に山手線や京浜東北線を見ながら少しの間併走します。
それにしても、上野で少しは乗ってくるかな?と思っていたものの片手で足りるくらいしか乗ってきませんでした。この車両が主力だった頃はこんなことはあまりなかったのでは?、と考えるとちょっと悲しくなってきますね・・・。
埼京線との併走区間。電車はりんかい線からの直通車両の70系。 車内が静寂に包まれる中、列車は次の停車駅である大宮に向けて高架線を走ります。そして赤羽を過ぎた辺りで左から埼京線が寄り添ってきてこのまま大宮で併走します。
しばらくボーっと外を眺めていると、りんかい線の70-000系が見えてきました。埼京線と相互直通運転をして約1年。埼京線にこの車両が入る光景も今や当たり前のことになりましたね。本当、時間が過ぎていくのは早いものです。
大宮到着 東京から25分で大宮に到着です。ここでもビジネスマンが10人ほど乗ってきましたが、ホームにはまだ人が結構いました。この後来る「はやて5号」を待っているのでしょう。「はやて」なら盛岡までは2時間ちょっとで走破してしまうので、これらを見ただけでも今や東北新幹線の主役は完全に「はやて」で、「やまびこ」は脇役に回っている、というのが感じ取れますよね。
いやはや・・・
上越・長野新幹線との分岐点に差し掛かる 列車は大宮を出ると少しの間上越新幹線の線路と併走し、やがて写真のように上越新幹線上り線の下をくぐるような感じで徐々に右へカーブを切っていきます。
朝食タイム♪「チキンライス弁当」 さて、朝何も食べていなかったのでここらでブレックファーストといきましょうか。とにかくお腹が空いていたので精のつく食べ物をということで、乗る前にNRE(日本レストランエンタプライズ)の弁当屋で「チキンライス弁当」を買っていました。
優越感に浸りながら食べる駅弁、たまりませんね〜。
宇都宮を発車 駅弁を平らげているうちに、列車は宇都宮を発車していました。徐々に速度を上げ車窓の景色が左から右へと流れていき、LED案内表示器には『240km/hで走行中』の文字がスクロールしていました。
グリーン車ではおなじみのフットレスト グリーン車の設備では当たり前になったこのフットレスト。靴を脱いでゆったりとくつろぐ、グリーン車だからこそできる芸当ですね。
さて、ここらで「あの場所」へと行ってみることにしましょうか・・・

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