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土日きっぷ・甲信越ぐるり旅Page1(2003/07/05〜06)

 今回の旅の動機は中央西線の特急「しなの」の走行写真をカメラに収めたい、というものです。今まで山崎の大カーブなどで撮ったことはありますが、やはり「しなの」には木曽路を行く姿が似合うという思いもありました。
 しかし、ただ単に撮りに行くだけでは面白くないですし、またせっかくの土日でJR東日本のフリーきっぷを使わない手はないだろうと思い、また最近の日記にも書いていますが、私は今会社で相当ストレスを溜め込んでしまっています。このストレスをぶちまける意味でも乗り鉄もしようということで旅程を立ててみました。
 ただ撮影ができるような天候になるのか全然読めなかったので、初日の土曜日と日曜日の撮影ポイントまでの旅程だけ決め、その後のことは現地で考えるということにしました。さて、どういうことになることやら・・・(^^;)

E257系(M-102編成)特急「あずさ63号」松本行き@新宿 今回の旅のトップバッターは久しぶりの乗車となる、新宿16時ちょうど発のE257系で運転される特急「あずさ63号」松本行きです。充当車両は松本電車区のM-102編成。この列車ではあらかじめ指定席を押さえていましたので、普通車6号車に乗車しました。
実はですねぇ、この日は夜勤明けでしかも送別会というオマケがついていて(笑)、当然酒が入っているわけで多少酔っぱらった状態での乗り鉄となってしまいました。まぁ「あずさ」は終点まで乗るので寝過ごす心配はないのですが、乗り物酔いしないかどうか心配しながら発車時刻を迎えVVVFインバーターの音と同時に新宿を出発しました。
最近の列車では当たり前になった自動放送が流れてきましたが、ただ一つ不満だったのが183系「あずさ」ではお馴染みだったあのチャイム、「ストレンジャー」が鳴らなかったこと。この車にはないのかどうかはわかりませんが、とにかくあれを聞かないとなんか「あずさ」に乗ったという感じがしないのは私だけでしょうかねぇ・・・(^^;)
三鷹通過 新宿を出て取り敢えず1回目の日記を更新しました。車内コンセントが利用できないのでバッテリー残量を見ながらの更新です。更新が終わってふと外を見ると列車は三鷹を通過し、所々でこうした工事が行われているのが見受けられるようになりました。
今三鷹〜立川間で連続立体交差化工事が行われていまして、2010年の完成を予定していますがそのうち三鷹〜国分寺間は2008年には使用を開始する予定になっています。
中央線の朝のラッシュの時間帯では2,3分に1本の割合で電車が走っていますが、この付近の南北の移動は道路しかなく「開かずの踏切」を生み出しており、交通の障害となっていることから、一刻も早い完成が待たれています。
武蔵小金井電車区 列車は武蔵小金井電車区に差し掛かりました。ここに配置されている電車は全て中央線用の201系となっています。奥の方にはクモヤ145の姿も見えました。
多摩川 立川を通過して多摩川を渡り始めました。これまでほとんど一直線だった中央線もここらあたりから徐々にカーブが多くなってきます。
車内の様子(八王子手前) これは八王子到着前の車内の様子です。このE257系はこの旅でも乗っていますが、乗り心地・車内騒音どれをとっても183・189系に比べ隔世の感がします。シートもリクライニングに加え485系3000番台などにも採用されている、座面もスライドするタイプのものになっていて座り心地もいいです。(^^)
照明はごく一般的な蛍光灯が使われていますが、間接照明になっているおかげで客室内は落ち着いた印象を受けました。
土・日きっぷ そうそう、これが今回使っているJR東日本のフリーきっぷ「土・日きっぷ」です。甲信越を周るにはこのきっぷは非常に使いやすいのですが、今年から指定席に4回までという制限が加わりました。
もちろん自由席は何度でも乗ることができますが、乗り回す人にとってこの変更はいったいどのように感じているのでしょうか・・・
建設中の圏央道 高尾を過ぎると山の中へと入っていき車窓の景色もだいぶ違うものになります。写真は圏央道の建設工事の現場ですが、都心に近い場所ではまれな緑と自然が残されていることから「圏央道建設反対」の看板も見受けられます。
確かに利便性を向上させるのは大事なことですが、環境を破壊しないことはもっと大事なはず。この道路の建設によって周辺環境がどのように変化してしまうのか気になるところです。
新桂川橋梁 新桂川橋梁に差し掛かりました。素晴らしい眺めですよね〜本当に。思わずじっと見入ってしまいます。(^^)
桃が食べたい(^Q^) 車内でのんびりしているうちに列車は塩山周辺を走っていました。この辺りはぶどうや桃の産地としても有名ですね。私が子供の頃、夏になると決まって父親の車でよくここまで桃を食べに来たものです。
これを見ていると思わず途中下車して桃を食べたくなる衝動に駆られます。(笑)
甲府に停車中 新宿から1時間半で甲府に到着しました。ここは言わずとしれた山梨県の玄関口。駅前には戦国時代を代表する武将、武田信玄の像も建っています。
駅舎自体は昭和60年に行われた山梨国体の際に、現在のモダンな駅舎に生まれ変わっています。
八ヶ岳を望む 甲府を発車した「あずさ」は市街地を抜け再び山登りを始めました。ぐんぐん上っていって長坂の手前ぐらいから右手に一際大きい山が見え始めました。ご存じ八ヶ岳ですね。
この長坂駅からほど近いところにその八ヶ岳が列車のバックに入るという有名な撮影ポイントがあります。本当はこの旅でそこでも撮ろうかと考えたんですがイマイチ時間が合わず、今回は断念しました。(p_q)
これは宿題ということで・・・
アイスクリーム♪ 中央線のサミットである富士見を通過したあたりでちょうど車内販売が回ってきたので、アイスクリームを買い求めました。いやぁ車内で景色を見ながら食べるアイスは格別です。これだけは何度やってもやめられませんな〜(^^;)
茅野を発車・・・ アイスクリームを食べ終わった頃、列車は茅野を出発していました。すでに諏訪盆地に入っています。上諏訪に着くと列車は諏訪湖の北岸に沿って走っていきます。
この辺りは昔は湖の底であったといわれる軟弱地盤地帯でして、線路の保守作業は非常に手の掛かる区間でしたが、平成8年に高架化工事が完成しそういった苦労も今や昔話になっています。
岡谷に停車中 岡谷に着きました。ここから線路が二手に分かれています。
一つは旧線と言われる辰野を経由して塩尻に向かう線と、もう一つは昭和58年7月に開通したみどり湖経由の塩嶺ルートと呼ばれている線で、今ではこちらがメインルートになっていまして、全優等列車がこのルートを通っています。
ちょっと前までは旧線にも急行「アルプス」が走っていましたが、2002年12月のダイヤ改正で廃止され旧線を走る優等列車は消滅し普通列車だけが走る路線になってしまいましたが、岡谷〜辰野間は飯田線からの乗り入れもあり列車も多く走っています。
さて、列車は岡谷を出発し高規格で作られた塩嶺トンネルを、最高速度130km/hで走っていきます。
南松本の貨物ヤード 塩尻に停車した後、終点の松本へ向けて列車はラストスパートに入ります。
やがて、右手に南松本の貨物ヤードが見えてきました。E257系「あずさ」の旅もまもなく終わろうとしています。
松本に到着 18時47分、「あずさ63号」は定刻に終点松本に到着しました。久しぶりに「あずさ」を乗り通しました。新車E257系では初めての乗り通しだったわけですが、以前の183系にはなかった乗り心地の良さが時代を感じさせてくれたなぁと、ホームで列車を見ながら思わずため息をついてしまいました。(^^;)
183系には183系の良さがあってそれはそれでいいものがあるんですが、前面のデザイン云々はともかく非常に快適でした。これは近いうちに車両アルバムに載せないといけませんね。(滝汗)
さて、そろそろ次の列車がホームに入ってくる時間ですが・・・
383系(A103+A205編成)特急ワイドビュー「しなの27号」長野行き@松本 やって来たのはJR東海神領車両区の383系で運転される、松本19時ちょうど発の特急「しなの27号」長野行き・・・、ってちょっと待った!編成をよく見ると全て付属編成で構成されているではありませんか!
先頭グリーン車が貫通型って初めて見ましたよ〜。もちろん10両編成の7号車というケースでは何度か見たことはあるんですがこういった運用もあるんですねぇ、知りませんでした・・・f(^^;)
ただ貫通型の先頭グリーン車ってなんか損した気分になってしまいますね、私から見れば。視界は絶対に非貫通のほうがいいはずですからね。まぁ今回は普通車利用ですので全く関係無いんですが、もし次に乗る時であってこれに当たったら気分が萎えてしまいそう・・・(_ _;)
奈良井川と国道19号線 この列車でも指定席を取っていたのでそそくさと指定された席に座ると、「しなの」は定刻に松本を出発しました。ここからしばらくの間、国道19号線と奈良井川に沿って北上します。
外はまだ明るいですが、時間が経つにつれ次第に日が落ちていきます。
聖高原に停車中 松本から20分ほどで聖高原に着きました。ここはリゾート地として知られていますね。ただ降りていくお客さんは地元の人っぽかったですけど・・・(^^;)
まもなく篠ノ井・・・ 列車は聖高原を発車し、漆黒の闇の中を走っていきます。いつも右手に見えるはずの姨捨伝説で有名な冠着山も見えません。
次第に列車は高度を下げていき、右からしなの鉄道が合流し篠ノ井に到着しました。
ここから列車は信越本線に入り複線で線形の良いところを120km/hで走っていきます。そして・・・
長野到着 19時49分、「しなの27号」は定刻に終点長野に到着しました。新宿から実に4時間近く掛かっており、程良い疲れが体を支配しています。普通なら長野新幹線で一直線に行くところですが、こうして在来線を使うことで「遠くに来た」という実感が湧いてきます。これも旅の醍醐味ですよね。
さて、この日の旅はここまで。明日は朝早くから行動する予定ですので予約していたビジネスホテルにチェックインし、日記の更新を済ませてから眠りに就きました。
それにしても夜勤明けで送別会までやってきて明日、ちゃんと起きられるんかいな・・・f(^^;)

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