日本の大動脈、東海道新幹線。
一日あたり平均300本近い列車を運行するという過密ダイヤだが、
お盆を始めとする超繁忙期ともなればその数は実に350本を超える。
しかし、それだけの列車を走らせればレールや架線などの設備は当然疲弊していく。
特にレールに関してはその幅、所謂「軌道狂い」と言われるほんの僅かなズレが、
高速走行を行う新幹線にとっては大きな揺れとなって現れ、
最終的には大きな事故へと繋がってしまう。
例えば、時速300キロ走行を行っている山陽新幹線では、
狂いの許容範囲を約0.3ミリ以下にしなくてはならないという。
同じ標準軌を採用している京浜急行では1ミリ程度であることを考えれば、
その管理がいかに大変なものなのかが窺い知れよう。
その為に「彼ら」が必要なのである。
夏休みも終わり、いつもの日常へと変わる頃。
日本の鉄道も忙しい時期を乗り切り、いつもの光景が戻っていることだろう。
そして、明日の鉄道を守る彼らが動き出す。
(写真は923形「ドクターイエロー」。2008年7月26日、JR浜松工場にて撮影)