晩秋。
季節が見せてくれる美しい色彩も終わりを告げようとしている頃。
中央本線に数ある橋の中で一番の長さを誇る新桂川橋梁を、
一つの特急列車が渡ってきた。
列車旅の醍醐味である車窓の風景。
この高い橋梁から眺める風景は何度見ても思わず息を呑む。
いつの頃からか、
列車でこの橋梁を渡る時は必ず外に目をやる癖が付いた。
世界でも四季がはっきりとしていて美しいと言われる日本。
この車窓の風景は、
それぞれの季節が見せてくれる自然の姿を目に焼き付けてこそ、
初めてその美しさに気づくことだろう。
(写真はE257系「あずさ」。2007年11月25日、JR中央本線・鳥沢〜猿橋にて撮影)