1964年に当時の帝都高速度交通営団の東西線用としてデビューし、
その後1981年まで420両が製造された5000系車両。
当時国鉄であった中央緩行線との相互直通運転を行うことから、
営団としては、初の20m級4扉車として世に送り出された。
この5000系には私自身特別な思い入れがある。
少年時代、まだ都営新宿線が東大島止まりだった頃、
都心へ向かう時、そして祖母が住んでいた松戸へ行く時など、
必ずこの電車に乗っていた。
そう、私にとって無くてはならない存在だった。
その5000系は老朽化に伴い、一部は海外へ輸出されるほか、
千代田線北綾瀬支線用を除いて、まもなくその使命を終えることになっている。
少年時代、何度もこの車両に揺られた身としては非常に残念な気持ちではあるが、
これも時の流れ。
ありきたりな台詞ではあるが、最後に、
「今までありがとう、さよなら」
の言葉を掛けてやりたいと思う。
(写真は東京メトロ5000系・2003年6月8日、東西線行徳駅にて撮影)