時は夕暮れ、休日のホーム。
そこで列車を待っている人の多くは家族連れやカップル、友達など、
平日とはまた違った趣が見られる。
しかし、そこにただ一人緊張感を漂わせながら列車を待つ人がいる。
その人は制服に身を包み、列車をこの駅まで走らせてきた運転士からバトンを受け、
責任を一身に背負ってハンドルを握ることになるからだ。
列車を安全に、かつ定刻に走らせるための乗務員の苦労というのは、
おそらく並大抵のものではないはずだ。
事故や自然災害はもとより、乗務を複雑にする要因は他にも様々あることだろう。
ハイテク化が進んでいるといわれる現代の鉄道。
その中でも、日々の列車の安全、そして的確な運行が、
多くの鉄道マンの手によって支えられているという現実を、
私達は忘れてはならないと思う。
(写真は東京都交通局10-300系電車・2005年11月27日、都営新宿線東大島駅にて撮影)