Since : 2004/12/10
Last update : 2008/08/25

| 1編成あたりの定員 | 349人(グリーン車…15人,普通車…334人) |
| 最高速度 | 130km/h |
| 台車*1 | 電動車…DT402K,制御車・付随車…TR402K |
| 制御方式 | VVVFインバータ(GTO素子*2) |
| ブレーキ方式 | 発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ |
| 主電動機(編成出力)*1 | MT402K形(190kW×4×3=2,280kW) |
| 所属 | 九州旅客鉄道株式会社 |
| 主な運転区間 | ソニック 博多〜大分 |
| 備考 |
・曲線通過速度は本則+30km/h(半径600m以上のカーブの場合) ・リニューアル前の写真はこちら。 *1…Ao1〜5編成におけるデータ。Ao16〜18編成は調査中。 *2…1000番台車はIGBT素子。 |
ソニックと言えば、2001年に登場した885系「白いソニック」を思い浮かべる人が多いと思いますが、管理人はどちらかというとこの883系です。(電車でGo!2の影響も多分にあるかと・笑)
まず走行性能ですが、博多〜大分間における最速達列車の表定速度が100km/h(営業キロ計算)に達していることからもわかるように、振り子と相まって凄まじいスピードを披露してくれます。
それでいながら、長崎本線に比べて路盤が良いせいか、揺れがほとんど感じられなかったのはかなり驚きました。同じ振り子車両の885系「かもめ」ではかなり揺れた記憶があるので…。
一方、「ワンダーランドエクスプレス」と銘打たれたあの派手な車内は、リニューアル後は大人の空間へと大きく変貌しました。
グリーン車は座席配置やパノラマキャビンこそ以前から変わっていないものの、座席は黒光りしていた革から「こげ茶色」の革へと張り替えられ、化粧板も白色系のものに変更された結果、車内の雰囲気は驚くほど変わりました。
またグリーン車を含め、1号車は窓下にパソコン用のコンセントが追加装備されました。振り子なのでパソコンを十分に使えるかどうかはチョイ疑問ではありますが、携帯電話の充電ならもしもの時に大いに役立つと思います。
そして、グリーン車以上に変わったのが普通車。赤・緑・青で彩られた奇抜なデザインのヘッドレストをはじめとしたて、何から何まで「異世界」の様を呈していた客室はもうそこにはなく、変わって885系や800系を重ね合わせたような「大人の空間」となりました。
具体的には、床は885系同様フローリングに、座席は3原色から脱皮して800系の「和」を受け継ぐかのような落ち着いた色調へと変わり、またグレー1色だった化粧板も白を基調としたものになっています。
さらに、リニューアル前に存在していた車両中央部のセミコンパート席、所謂センターブースが普通のリクライニングシートへ変更されており、車内の見通しが良くなっています。
実は管理人自身、このセンターブースの存在こそが狭さを感じさせる要因の一つとなっていましたが、もうその印象はどこかへ消えてしまい、落ち着いたデザインと相まって今まで以上に乗ってみたいと思わせる車両へと変わったことに嬉しさを倍増させています。(^^)
そうそう、そのセンターブース跡に設置されたシートに座ってみたことがあるのですが、他のシートに比べて異様なほどに広いシートピッチとなっています。進行方向によってはその前後の席も含まれるのですが、このようなワイドなシートピッチ、普通車ではまずお目に掛かれません。
ただ、向きによっては窓なし席が存在してしまうという弊害はありますが、荷物を沢山持っている時などは大助かり。事実遠征でカメラバッグがハットラックに入らず、床に置かざるを得なかった時は助かりました。混んでいる時は横の座席に置くわけにはいきませんからね。
ところで、2008年7月19日から5両編成3本が1000番台車2両をそれぞれ編成に組み込み、883系は全て7両編成になりました。見聞きしたところでは1000番台という名を借りた885系だそうで、しかも組み込まれた位置からして全て自由席車両の模様。何分東京からは遠いので今すぐ乗ってみるというのは難しい話ですが、いつかは機会を見つけて乗ってみようかと思っています。
九州内における高速道路網の発達により、今後競争は激しくなることが予想されたことから、更なる速度向上を図るべく1995年4月20日ダイヤ改正で登場した。
振り子車両としては初の交流電車で、MT比は3:4で構成。主回路システムは813系と同様、個別制御方式のVVVFインバータ、発電ブレーキ方式となっている。
2005年からは車両の内外でリニューアル工事が行われ、外観はそれまでのステンレス無塗装から濃いメタリックブルー塗装に変更。客室内装を885系と同様の白色化粧板とフローリング(グリーン車はカーペット)としたことに加え、1号車窓側全席にコンセントを設置して移動中のパソコン利用が可能となった。
さらに、2008年7月には5両編成を対象にした輸送力増強策として1000番台車(モハ883形とサハ883形)を増備し、同形式は全て7両編成となった。
現在は大分鉄道事業部大分車両センターに7連8本の計56両が在籍している。